ドットプリンタの印字が薄い | ITサポーターのブログ

ITサポーターのブログ

ITサポーターの仕事は、お客様が情報機器を快適にご使用戴けるようにサポートする事です。

ご意見ご要望がありましたらお気軽にコメント願います。

ずいぶんご無沙汰していますが

何事も無かったように本題に入りますよ、、。




間欠でドットプリンタの印字が薄いとの申告で訪問。

間欠障害っていうのはやっかいなもので

ちゃんと直っているのか?いないのか?

判断するのが難解なのです。


故障を直す方法よりも先に

故障を再現させる方法を探る事が良くあります。



で、ある特定のテストパターンで印字すると

再現性が高い事が判明。

別のパターンでは全然再現しないのに、、、。



ところで、

ドットプリンタの印字が薄い原因は大きく3つあります。


①プリントヘッドが故障している場合

 特定のラインだけ薄くなります。

 (印字の列や行に細い白線が入っている感じ)

 プリントヘッドのピンが磨耗している(or折れている)時は

 目視で確認できます。

 全体的に薄くなる事もありますが、稀です。


②プリントヘッドと用紙との距離が大きい場合

 全体的に薄くなります。

 プリンタには、

 この距離を調整する機能が付いていますが、
 そこの機構部の動作異常や設定不良があると

 薄くなったり、逆に濃くなったりする事象が発生します。


③インクリボンが回らない場合

 ドットプリンタは、

 インクリボンを叩いて、インクリボンを用紙に

 押し付ける事により印字をしています。

 ので、 

 インクリボンが回らないと

 リボンの同じところばかり叩くので

 終いにはリボンにインクが無くなり

 印字が薄くなったり、全然印字しなくなったりします。

 この場合、複写用紙2枚目以降は正常に印字されます。



しかし、

動作を見る限りどれにも当てはまらない感じ、、。

「う~ん、、、とりあえずプリントヘッド変えたれ!」

・・・で、直りました。

・・・めでたしめでたし、、。




今日はこれくらいにしておきます。



<今日のマンガ>

二ノ宮 知子
のだめカンタービレ (6)
ようやくドラマに追いつきました。